
代表挨拶 樋口惠子
2001年3月に、糖尿病患者・予備軍及びその家族を支援する
特定非営利活動法人日本糖友会を設立し、
現在食事療法、運動療法、心のケアの3つの活動を行っております。
中でも、食に関しては、糖尿病を始めとする生活習慣病予防のための
様々なメニュー開発を2003年5月から行ってきました。
現在、生活習慣病予防に留意している方々が急増し、
その殆どの方が食生活改善を心がけております。
私たちは、一人でも多くの方に、「食」の喜びと、「食」を通じて、
心から健康になるよう、本会独自開発による「美食良菜」レシピの開発に
日夜取り組んでおります。
<開発の歩み>
ご家庭用レシピに関しての強いご要望に応えて、2003年5月に東京ガスのキッチンで、
ご家庭で簡単にプロの味付けが再現できる「美食良菜」健康レシピの開発プロジェクトが
スタートしました。低カロリーだけでなく、食材の効能や食べ合わせによる身体への影響などを
考慮するため専門の栄養士を、医食同源理念を取り入れるため薬膳アドバイザー、
そして、見た目の美しさや食べた時の満足感を心から感じていただくためプロのシェフとの合同開発で
2003年9月に中華レシピが完成しました。その後は、和食、洋食レシピを開発及び販売、
そして、今年秋には、韓流ブームの勢いもあって、韓国レシピも発売予定です。
この健康レシピが、「美食良菜」です。
旬の食材をバランスよく取り入れ、素材の持ち味を生かし、見た目の美しさも兼ね備えた低カロリー料理。無理のないダイエットや生活習慣病予防などに留意している方々の、健康な身体づくりをサポートする方々から、現在、ご好評をいただいております。
動物性高脂肪の高カロリー食の美味しさが忘れられず、つい食べすぎてしまいなかなか食事制限のできない方、
食事を作る時間がなく殆ど外食ですまさなければいけない方などは、食生活改善ができないのが現実です。
ご家庭で料理できない方々のために、2004年11月からは、「美食良菜」提携レストランで、美食良菜スローフードセミナーを毎月開催しております。
今後は、ホテル、病院、ケータリング、料理教室の業態でも、
美食良菜メニューを賞味いただけるよう、
現在、その機関と合同で開発中であります。
<新しい「食」スタイルへ>
糖尿病患者の食事といえば、「カロリー控えめ」「砂糖、油はなるべく使わない」と味気のないイメージがありました。しかし、欧米の「食」に慣れ親しんだ世代にはこうした料理を喜ぶ人は多くありませんでした。日本糖友会でのレシピ開発も当初の糖尿病患者・予備軍の方々のために開発するという目的を変え、現在では、健康に留意している一般の方々にも喜んでいただけるよう、生活習慣病の予防食、つまり健康食という理念に基づいて、プロのシェフと栄養士、薬膳アドバイザーと合同で開発しています。
この試みは、単なる健康レシピの提案だけではなく、新しい「食」スタイル=スローフード&スローライフの提案をしなければ、真の健康を取り戻すことはできないと考えました。
「食」へのこだわりは、私たち人間本来の本能から生まれるものです。
どんな高価な食材あっても、心から美味しいと食することができなければ、
自己満足どころか食を通じての真の健康を得ることはできません。一人でも多くの方に、
「美食良菜」レシピを通じて、心と身体の健康を考える新「食」スタイルと、
身体にやさしい「食」バランスのコンセプトを提案していきたいと願っております。